時々通わせていただいているサイト様で、表題の「自身の創作物に目を通してもらうことの難しさと有難さ」について書かれていたのを拝見し、私もそのことについて少し触れてみようと思います。
※今はXとなりましたが、ここでは慣れで「ツイッター」と記載しています。
私は自分の創作物が描き上がった直後は「よく描けた!」と満足できるのですが、時間が経つにつれて「ここおかしくない?」に変わり、最終的には「なんでこんなの上げたんや…」と自己否定に走るタイプです。
よく「少し寝かせてから確認して投稿した方がいい」と言われますが、それをすっ飛ばしてしまうことが多々あります。
というのも、気になる箇所が見つかると延々と修正を加えてしまう性格なので、終わりが見えなくなるのがわかっているからこそ、勢いでササッと上げてしまうんです。
上に勢いで上げてしまう…とは書きましたが、正直な話、「描いたから見てくれー!」の気持ちが強いのかもしれません。
特にツイッターをやっていた頃はその欲求がすごく出ていたと思います。とにかく、早く反応が欲しかった。
でも、今となっては、その反応は“偽物”だったのかもと思っています。
投稿のタイミングや、拡散力のある人がRTしてくれるかどうかで反応が大きく変わるので、あまり信用しない方がいいなと。
こういうところにも、ツイッター時代に身についてしまった悪癖が出ているのかもしれません。
ツイッターをやっていた頃は、同じジャンルで活動している自分好みの作品を上げている方をたくさんフォローしていました。
そして、いろんな人の作品を目にし、気軽に反応していました。
お行儀は悪いですが、ご飯を食べながら、テレビを見ながら、なんとなくポチポチ押すだけ。
手軽なんですよね。作品の下に反応ボタンが標準装備されていて、ついでにリプ欄もある。
今はツイッターから離れ、この自サイトで活動しています。
でも、ツイッターのように手軽に反応できる仕組みにはなっていません。
作品から離れた位置にある、Waveboxボタンまでカーソルや指をわざわざ動かしてボタンを開き、さらに押したいスタンプを選んでぽちり。
さらにサイトまで足を運んでもらうって、文章にしてみると、こりゃ面倒だわ、と。
それでも、それらをやってくださる方がいるって、本当にすごいことなんですよ!
いや、そもそもサイトまで来てくださること自体がありがたい。
作品を見てくださって、さらに反応までいただけるなんて…もう感謝しかありません。
私のサイトに展示している作品は、「よく描けた!」と思えるものよりも、「ここ修正したい…」と思うものの方が多いです。
もちろん一生懸命描いていますが、「これはもう修正しなくていい」と満足できる作品なんて、二枚くらいしかないかもしれません。
「この作品はここがダメで…」なんて言ってしまうと、「いいじゃん」と思ってくださった方に失礼なので、あまり言わないようにしていますが、それくらい自分の創作物に自信がありません。
でも、「創作者はネガティブな方がいい」って話をどこかで見かけたので、それを拠り所にして今日も活動しています笑。
そんな創作者のサイトに足を運んでくださる方には、まず感謝。
一枚でも見てもらえたなら万々歳。
そして反応や感想までくださる方には五体投地。マジでそれくらいの気持ちです。
「創作物に目を通してもらうことの難しさと有難さ」について書かれていた日記を読んで、自分のサイトと創作物を見返して思ったのは、
「これは誰かの心を掴める作品なのか?」ということでした。
二次創作のくせにそんなこと言うなって感じかもしれませんが、反応をいただけることは、ツイッター時代とは比べ物にならないくらいありがたいものになっています。
あ。誤解のないように言っておきますが、反応目当てで活動しているわけではありません。
二年前、まだツイッターの毒気が抜けきっていなかった頃は、サイトに反応がなくて寂しいなぁと思うこともありました。
でも今思えば、そもそも反応をもらえるほど魅力的なコンテンツを置いていたのかな?と。
今もそんなに魅力的とは言えないかも…と苦笑いするしかないですが、反応を求めるなら、それくらいのものを作らないとダメなんだろうなと。
プロモーションがうまいとか、何か別のところで抜きん出ているものがあるなら別なんでしょうけど、二次創作なら「今人気の作品を描く嗅覚」も重要かもしれませんね。
何にせよ、反応や閲覧者を増やしたいなら、「見てもらえる作品作り」を心がけないといけないんだろうなと感じた朝でした。
「魅力的な絵作り」
私にとっては、それがすべてかもしれません。
でも、きっと死ぬまで勉強です笑。
さぁ、今日も頑張りますか。