※この日記は、GSシリーズ最新作のプレイ感想をまとめたものです。
一部、辛口な感想やネタバレを含みますので、苦手な方はご注意ください。
それでも大丈夫!という方は、どうぞお付き合いくださいませ。
6月中旬にコナミスタイルさんで特別版を予約してから約4カ月半。
発売日の午前中(指定していた時間)に、無事届きました〜!
攻略本はAmazonで2カ月ほど前に予約していて、土曜日に到着。
とりあえず攻略本の力は借りずに、一人は自力で攻略してみよう!と意気込んで、木曜の午後からゲーム開始。
ふくじゅんの声が好きなので、まずは夜ノ介くんに挑戦。…が、教会のドアが開かず。
3年目の10月頃から三度挑戦するも、庭の籠?に入ってこず、結局一人寂しいエンディングに。
パラメータの問題というより、他キャラからのデートのお誘いをホイホイ受けたのが原因っぽい?(未だに攻略できなかった理由は不明/攻略本未確認)
気を取り直して、眉毛ともみあげが合体してません?な七ツ森くんへ。
流行重視キャラはあまり好みではなかったのですが、話し方がツボにグサッと刺さったので、急ぎ攻略へ。
隠しキャラは未登場/デートは普通の格好(眼鏡)を選択/スチル解放率は七ツ森関連(グループ含む)で約6割/はばちゃ記者レベル4/通常告白ED
上記の状況で迎えたエンディングの感想ですが、個人的にはキャラの描かれ方がとても薄く感じました。
ソシャゲ的というか、今風というか…。
モデル姿で来い、を選んでいたらまた違ったのかな?(未プレイなので不明)
モデルの仕事に対する姿勢や、なぜモデルを始めたのか。姉のおもちゃ〜の件もあったけど、「じゃああなたはどうしたかったの?」という彼の内面があまり描かれていなくて、疑問のまま終わってしまいました。
三年のクリスマスで過去のことを話された時も、「あぁ、そうですか…」としか思えず。
自分の記憶を美化しているだけかもしれませんが、こんなにも各キャラのストーリーって薄かったっけ?という印象でした。
GS3(特に好きなキャラばかりをかなり遊んでいる)と比較してしまうので偏りのある感想にはなってしまいますが、今置かれている立場や現状に対する葛藤が、もっと濃く描かれていたような気がするんですよね。ルカくんなんて、ねぇ…。
GS2の佐伯くんや若王子先生の話も泣いたもんなぁ…。
そしてエンディング後のスチル。
その後の彼の様子が知れることもあって毎回楽しみにしているんですが、今回迎えた通常告白EDでは、写真?(キャラ単体の背景なしイラストかと思いきや、街中の立ち絵姿でした!すみません)が暗〜い画面の中心にポンと置かれる謎演出で、ちょっと悲しかったです。
その後の彼の姿はないんでしょうか?タッチしたりすると変わる演出だったりするのかなぁ…。
七ツ森くんを攻略している最中、他キャラの様子も少しずつ見えてきましたが(とはいえ攻略数はまだ一人なので、表面しか見えていない状態)、過去作キャラの焼き直しかな?と感じる部分がちらほら。
「若様」呼びや、台詞がほぼ同じだったのも残念でした。
そして、何かと頻繁に登場する風真くん。
「今はお前に興味ないんじゃが?」って時に、動くスチルで顔アップで出てくるのはちょっと…ごめん、今はお呼びじゃない。
話を聞いてみても特に内容がない(攻略対象の場合だと何か関連してくる?)。
他キャラもこんな感じだったっけ?と思い返してみると、何かしらストーリーに関連していたような気がします。(※夜ノ介くんは生徒会執行部に所属していて、部活動パラ上げ中に登場するし、颯砂くんは運動パラ上げ中に出てくるので、関連性があるように感じるだけなのかもしれません)
そして風真くん、文化祭や体育祭の男出番枠の1枠を埋めないで…。
過去作では、好感度の高いキャラを知るために(電話などで情報を得るのが面倒なので)そこに登場するキャラを見て確認していた人間なので、正直邪魔でした(ごめん)。
一紀くんは某作品のリディ少尉を彷彿とさせる登場。
周囲に「氷室一族〜!」って言われて腹が立つ的なことを自ら発言していて、「特別扱いしてるの自分では?」って苦笑いしかなかった。
いや、そう言われるのが嫌なら、そもそも黙ってればよくないか?
颯砂くん、本多くんはまだよくわからない存在なので、これから楽しませてもらいます。
先生は髪がな…ご法度かもしれないけど、あの髪をどうにかしたい。
ヘアゴムが取れて髪がほどけるシーンがあったけど、そんなに髪型が変わってないからときめきも一切なく…。
ニーナや琥一くんの髪が濡れてるスチルはドキッとしたのになぁと、GS3に思いを馳せてしまいます笑。
ヒムロッチは教頭なのに、ちょっと出番が多すぎる気がしました。
ただ、立ち絵は綺麗で好きなので、そこは良かったかな。
お触り練習はどうなんですかね…。ヒムロッチ最推しの人からすると、複雑な心境なんじゃないかなと思います。
七ツ森くんをなんとか攻略したので、先日届いていた攻略本をついに開きました。
そして目に飛び込んできた「真告白ED」の文字。
真告白EDってなんですかーーーーー!??????(エコーで再生希望)
これまでのGSシリーズでも、「好感度が友好以上の春に××で〇〇イベントが発生(美麗なスチル付き)」なんてのは当たり前だったので、このシステム自体に不満はありません。
でも、それらのイベントのうち「これとこれとこれは真告白EDに必須」って、なんじゃそりゃ。
ときメモ(本家は未プレイなのでGSシリーズに限定しての話です)は、自分の好きなようにパラ上げしていって、エンディングを迎える時に好感度や必要パラメータ、デート回数など最低限の条件さえ満たしていれば、多少の台詞の違いはあれど、ちゃんとエンディングを迎えられてましたよね?
真ってなんぞ?じゃあ通常は何なのよ…。
まぁ、攻略したい男の子と関連するバイトや部活動を選ぶことが多いので、イベント自体は発生させづらいわけではないのかもしれません。
でも、自分で好きに行動できる三年間なのに、真告白EDを迎えるための条件が、一般的な乙女ゲームみたいにルートをガチガチに固められているようで、正直どうなんだろうと思ってしまいます。
それなら、せめて「はばチャ記者レベルMAXが必要」とか、目に見える条件にしてくれた方がまだ納得できたかも。
だってこの“イベントが必要不可欠”なんて、攻略本を見ないと知りようがないじゃないですか。(しかもその攻略本に抜けがあるってどういうことや…)
そして「このイベントが必要なんだな」とわかったところで、セーブデータを探し出してやり直しですよ。
既読スキップができるそこらのADVゲームじゃないんです。
それにそこからまたパラ上げし直しだから、時間がどうしてもかかる。これは痛い…。
んで今回の王子。ものすごく怖い…。
※個人の好みの話ですので、好きな方を否定するつもりは毛頭ありません。
女の子に誘われて遊園地に行くWデートがありまして、そこに七ツ森くんと風真くんが登場。
これまで風真くんとは一度もデートしたことがない状態だったんですが、3つのアトラクションすべて七ツ森くん(攻略中だしね)を選択したところ…
「こんなのならもう一切誘わないでくれ」ってキレられるっていう…。
風真くんと付き合ってる状態でそれをされたら不機嫌になるのはわかるけど、こっちは昔仲良かっただけやぞ…?
王子の頭の中ではもう結婚してたりするんでしょうか。
仲良しグループを作るためにデートにも誘ってみましたが、発する言葉の一つ一つがなんだろう…
「お前(風真くんにとっての理想の主人公像)がもう出来上がっていて、それに沿っていて良いね!最高💖」みたいな物言いをされつつ、「お前はこうだよな!」っていう変な圧をかけてくる感じがして、ちょっと…。
GS1〜3までは必ず推しキャラに王子が入っていたんですが、今回の王子は入らなさそうで残念です。
また攻略したら印象が変わるんでしょうか…。
見ていて気持ちのいいものではないので、できるだけ不満は書かないようにしようと思っているんですが、ごめんなさい。ちょっとだけ書かせてもらいました。
GS5、出ますかね…。
もう過去作をSwitchに移植でもいいなぁ(遠い目)
本多くん(通常告白EDと男3人友情ED)、隠し(空也さん)、女子3人友情ED、柊くん(真告白ED)のエンディングを見ました!(※攻略順)
七ツ森くんが通常告白EDだったこともあり、「真告白EDってどんなもん?」と気になって、本多くんで挑戦してみたのですが、必須イベント「Love is blind」が発生せず、通常告白EDに。
「調整したら友情もいけるんじゃね?」と男3人友情EDもちゃちゃっと回収。
うん。薄い。
結局、本多くんが何に悩んでいたのかがよくわからないまま卒業式、そして教会へ。
唯一の救いは、スチルが綺麗なものが多かったこと。そこだけが印象に残っています。
売りにしたいであろう男の子3人とのイベントは、「一緒に遊ぼー!」って誘ってもらえて、遊びに行った先の会話もランチの会話もまぁまぁ面白かったです。
マリィの庭に集められた接点のない(大人の都合でグループ結成はできない)人たちとのランチと比べると、お昼の時間はずっと楽しみになりました。
でもさ、スチルあれだけ?
せめてグループ結成時の親密度に応じてスチルの違いとかがあればよかったなぁ。
あと、ちょっとでも機嫌を損ねてる子がいると、お出かけイベントもランチも一緒にできないみたいで、「長くこの三人グループを楽しみたいなら、うまいことやれよ」感が結構強かったです。
私の進め方が悪かっただけかもしれませんが、バランスを取るのがなかなか面倒でした笑。
そして、見た目(顔)が一番好みだった空也さん。
人助けが趣味なのかと思ってゲームを進めていたら、「やることないから目の前にあることをやってただけ」の人だった。
誰かに押し付けられてるわけでもないから、単なるお人好しでもなさそう。
人助けが暇つぶしになってる=自分の存在意義の確認、って解釈でいいのかな。
見た目も優しそうで、声も穏やか。困ってる人を助けてるくらいだから、たぶんいい人なんだろうなぁとは思うけど、頻繁に街中をフラフラしてて「お前何やってんの?」と徐々に不信感が募ります。
しかも主人公に言われて(言い方は少し違うかもですが)大学進学 →「じゃあ一浪する」って軽すぎる。
家も金に余裕あるんだろうけど、ただのお坊ちゃんですか…。一個上なのに全然先輩っぽくないし。
えーなんだ、この人…(若干引く、に印象が変わる)
しかも「君のおかげで僕は変われた〜」みたいなことをエンディングで(確か)言われたけど、こっちは何もしてない。
GS2の古森くんみたいなキャラ設定にしたかったのかなぁとも思いましたが、フラフラ生きてるだけの中途半端なキャラにしか見えませんでした。
うーん、結局顔だけか…。
女子3人友情ED。
前の前の前の日記で「双子はこんなもんかな」って書いたけど、ごめんなさい。訂正させてください。
周回プレイしてて思いました。私は歴代で一番苦手でした。(好きな方、本当にごめんなさい)
一緒にランチに行くのは構わないんですが、「〇〇くん(男の子)のここが××だよね〜」って、結構外見のこと(しかもあまりプラスじゃないこと)言ってませんか?
学生の会話だからそういうもんなのかもしれませんが(この辺は無駄にリアルだな)、そういうこと話したいんじゃないんだけどなぁ…って、今ではほぼスキップしています。
確かGSシリーズって、全キャラのエンディングを見ると「フルコンプリートCG」が見られますよね。
それ目当てで、ほぼ作業として攻略しました。
あと「風真くんと赤い糸で結ばれてるんじゃ〜」が正直いらない。
以前のGSシリーズって、こんなにも友人が王子推してましたっけ?
他キャラを攻略してても毎回言われるんだけど、なんでそんなにくっつけようとするの?
風真くんが根回ししてるの?と不快感を覚えます。
そして柊くん。
自分が創作する立場なら、一番悩みなどを書きやすそうだなぁと思った男の子です。
特殊な環境下で育ったからこそ得られなかった充実した学生生活を、限られた期間だけ楽しんでいる、そんな子です。
少しくらい手助けしてやれないもんでしょうか…と、彼の期末試験の結果を見るたびに、お節介ババアはそう思ってしまいます。たま〜に会話に出てくる柊父に。
生徒会に所属している理由も、「学園に入れてもらったからせめてもの恩返し」って律儀というか、なんというか…。
本当に真面目キャラなんでしょうね。
さて、隠しの空也さんルートのセーブデータを使って(2年目6月頃から)エンディングまで持ち込みました。
最初に柊くんを攻略しようとしたものの、なぜか攻略できず。攻略本を見る限り不備はなさそうだったので、なぜ教会のドアが開かなかったのか、いまだに謎です(まだ根に持ってる)。
今回は彼に一途ルートで進めて、真告白EDでした。
待ちに待った真ですよ!
というか、真だと思ってなくて、七ツ森くんや本多くんの時と違って、ちょっと思い出話(スチルのシーン)が台詞として入ったのと、曲の後か前か(ごめん忘れた)に一緒に帰るシーンが出てきて、「なんかこれまでのEDとは違うな…」って思ったら、真告白EDでした。
別キャラの通常告白EDと比較しての話になりますが、真告白EDっていうほどの特別感は、私はあまり感じませんでした。
あえて別々のEDです!と区別したいなら、「告白ED1」「告白ED2」くらいが適切かなぁと。
正直、若干の差という印象でした。
真と通常とで、王子キャラとそうじゃないキャラくらいの違いがあるなら、「真」という言葉を使ってもいいかなって思いますが、これくらいの差なら、真を謳うほどではないかな…。
今回は同級生である柊くんの修学旅行スチルが回収できなかったので、「通常告白EDだろう」と勝手に思い込んでいたのですが、そういうわけではなくてびっくりです。
そして、真告白のためのスチル回収条件って、結局攻略本や攻略サイト頼みなんだなぁ…と、改めて感じました。
ちょうど半分のキャラクターのEDを迎えられました。
真告白EDがどういったものかもわかりましたし、私にとってはさほど魅力を感じなかったので、今後は真でも他EDでも、ささっと攻略してしまおうと思います。
現状、「嘘だといってよ、バーニィ…」
先生(通ED)、王子 (通ED) 、イノリくん (通ED)、さっさくん(仲良しグループ告白ED)、隠し(大地くん)の告白エンディング見ましたー! (※攻略順になります)
王子くらいは真告白を…と思っていましたが、以前の日記にも書いたように真告白を迎える程の魅力を私はあまり感じないため、また、保存データから手軽にエンディングを迎えられそうなこともあり、隠しの大地くん以外は2年目6月頃からの攻略開始です。
GSシリーズの王子キャラ初です、適当な保存データからのスタート…
まずは先生の感想から。
恋人できたし青春体験できたから教職辞めるわって何?すごいお世話してた(っぽい)園芸部の植物たちはいいんですか?
いやストレートに言う。「アンタ牧場主に嫁いでくれる嫁探しに来とったんかね、学校に」
(※どなたかの感想ブログに先生のご実家は観光牧場って書かれてあったので牧場主とも違うかもしれません/私は観光牧場の件を目にしていないため牧場と書かせていただいております)
ヒムロッチに怒られそれにぼやくシーンも頻繁にあって、歴代で一番人間くさい先生かもなぁって微笑ましく見ていたのですが、このエンディングには呆然です。
家業を継ごうか教職を続けていこうか葛藤するような描写ってありましたっけ?
あったのは”好きになったあの子は生徒だった”ってそのことばかりが彼の脳内を占めていたような気がします。
ADVイベントは三つを開放(仲良しグループも結成できていません)、スチルもポツポツ抜けがある状況です。
そのため見れてないイベント等でそういう描写があったのかもしれません。
でも、エンディングでもどちらの職業に対しても熱い想い(牛には相当思い入れがあるみたいですが)は語られていなかったのでたぶんストーリー内でもそういった話は出ていないのではないか…と想像しています。
そしてGS2の若王子先生と同じように天才設定があるようで、高校時代を謳歌できなかったって(確か)ボーリング場で語られていますけど、その辺りは一体どうなっているんでしょうか。
最後までその件が全くの謎に包まれすぎていました。
若王子先生の話ではエージェント・ス●スみたいな人たちが戻ってこいって詰め寄るシーンがあったりして「なんか過去にすごいことやってた人」っぽい描写もあって説得力もありますが、ドキッ☆間違いだらけの公式ガイドブックを見ててもそういうスチルもなさそうなので、そんな設定いらんくね?って正直思いました。
結局青春を謳歌できなかった理由を”無理やり天才で飛び級してたから”にしたって感じでしょうか。仮にもしそうなのであれば、鉄板ネタですが、高校時代にヤンチャしてて(家庭環境を理由に荒れてた(※家庭環境が劣悪だからといって皆が皆そういう生き方をするわけではないですが)とか、引きこもってた。
でも良い師に出会えて立ち直ってその人に憧れて教職の道へ。
そういう過去があったから自分と同じような立場の生徒を救いたい!の信念の元、教師やりつつももう一度三年間青春を楽しみたい!とかの熱血教師みたいな方が良かったのでは?って思いました、素人考えですが笑。(だとすると先生やめられないですね)
そしてこのエンディングの次に気になったのが、デートに誘って来るときに後々バレて問題にされたくないのか、声はかけてくるけど誘うのは絶対マリィ側なのがズルい大人な感じがしました。(いざとなったら責任逃れしそうだなぁ、と)
まぁ時代が時代なので先生が生徒と恋愛すんのはどうなんだ?って声もあるんでしょうけど、それならいっそ先生は出さない。
もしくは出してもゲームの世界だからそんな世間の声なんか気にしないくらいの設定に振り切った方が良かったんじゃ?と思いました。
攻略キャラには将来有望な陸上選手やクイズ王、モデルやら座長とかもいることですし…(見た目は振り切ってくれてるんですけどね…ホント)
吉野さんの演技はすごく良かったので(私事ですがビタミンXの清春やバスタフェのヘルベチカがめっちゃ好きなのでGS4で名前呼ばれてめっちゃ有難かったんです😭✨)、あの見た目、このストーリーじゃなかったらなぁ…なんてちょっと思ったり。
続いて王子。
さっさくんも言ってますけどそんなに幼少期の記憶って覚えているもの?
マリィを好きっていう気持ちを持ったまま成長したにせよ、そこまで執着するのは何故?
入学式とか体育祭を見ててもモテモテのようだし(恐らくあのGS4の世界ではビジュアルもすごくいいんだと思うし)、ボンボンっぽいから社交界なんかでも沢山の出会いもあったろうにそれでもなぜマリィを選ぶのか…
家が隣同士で離ればなれにならずこれまでずっと過ごしてきた仲、自身の命を救ってくれた恩人(安直ですが、彼は泳ぎが得意ではないみたいなので釣り中に川で溺れてたところをマリィが大人を呼んでくれて助かった出来事がある)とか、大切に飼ってたペットがいなくなってそれを必死になって見つけてくれたのがマリィとか…”だからこんなにもマリィのことが好きなんだね!”がごっそり抜けているように思います、あのストーリーだと。(好き好きアピールはものすっごいのに)
それに過去のことをこんなにも覚えています!な風真くんなのに、オープニングの風車の約束についてはその約束に至るまでがゲーム内で全く描かれていないから正直入り込めない空気があるというか…。
ちぐはぐな印象がとにかく強いです。(思い入れが一切ないから私が忘れているだけかもしれません)
今作は真告白EDが用意されていますし、その真告白EDを迎えるためには伏線(スチル)回収が必須で、それをすることによって各キャラクターの全容がわかる作りにしたかったのかもしれませんが、柊くんルートで3年間ほぼ一途プレイをして通常告白EDを見れそうな状況で失敗(データは上書き保存したため検証しておらず理由は不明)、後に適当にプレイして真告白EDを見た人間ですが、スチル(イベント)の開放状況がどうであっても、そもそものストーリーの流れは変わりませんし、ましてや親密度の数値(ときめき、好き、の違いしかないですし)に応じてエンディングが変わるわけでもないので、この真や通常告白EDの存在は悪手、ただの告白エンディングの水増しにしか感じませんでした。(EDの台詞も使い回しが多いみたいですし…)
柊くんの場合だと、なぜ高校生の彼が座長を引き継いだのか…が真EDだからといって語られることはありませんでした。(限られた期間にしか発生しないホタルイベでそのことを説明されても困りますし(今度はロード地獄ですか)、出歩きイベで、なんてのも以ての外です)
そういうことから開放できていないスチルが計4枚の風間くんに関しても、それらを見れたところでマリィをここまで好きな謎、風車の約束に関しての謎は解けないのではないかと思い至りました。
聞いたところによると、開放できてないスチルの思い出話をエンディングで語られるというバグのような現象は起こっているみたいで作り込みの浅さも引っかかります。
浅さの部分でいうと、キャラクターの設定、背景、苦悩や葛藤、それにどう立ち向かうのか、そしてそれをマリィはどう支えるのか、その辺りに関しても薄味すぎてよくわからないままエンディングに突入させられているような気さえしました。
全キャラをさくっと攻略した人間なのでそう思ってしまうのかもしれませんが、柊くんの(彼ばかり例に出して申し訳ありません)座長故の悩みも、辞めていった二人は普通に戻ってきていて”僕も負けてられませんね”なのでマリィがいようがいまいがインスタント解決です。悩む場面と解決したところだけを見せられてもこちらは何も感じません。
少し話が逸れてしまいましたが、上にも書いたようにこの風真くんがマリィをここまで好きな理由が殆ど描かれていない(ようにみえる)ので、幼少期に親に無理やり引き離された(と思い込んでいる)反発心でマリィに執着しているようにも解釈できました。
イギリスから戻ってきた話をする時も”俺のわがままでこっちに戻ってきた”と言うのみで、父親の事業の件等状況が全くわからず彼の気持ちにどうにも寄り添えません。
若様呼びに関しても「はばたき城主から賜ったお宝が家にある」って会話や「俺にとっては墓参りみたいなもん」とも言ったりしていて、家老ポジなのか子孫なのか、はばたき城主を救った英雄的な家なのかがよくわからず。
後に設定資料集でも出す予定なんだろうかと邪推してしまいます。
そして良い家柄だから人格者の図式は決して成り立たないことは重々承知していますが、彼の発言でちらほら気になったことがありました。
体育祭で綱引きをした後ですが「フォークダンスで他のヤツと手を繋いでバイキンが入ると危ないから休んたほうが…」って怖いです。
ってか彼はクラスメイトをどんな目で見てるんでしょうか。他の男の子と手を繋いでほしくないにせよ言い方は考えてほしいです。
修学旅行時の無慈悲なハンマープライス!にも正直引きました。
お遊びにしても人に価値付けるなよ…。
マリィは非売品でさっさくんは1リッチだったかな。
上から、また”人”ではなく”モノ”として扱っているようでとにかく嫌でした。
あとガソスタでバイトしている時のことですが、風真くん以外のキャラクターは純粋に応援してくれたり、元気もらった!って気持ちよく登場してくれるんですが、彼は”(俺の物=マリィ)に手垢付けられたら困るから/とは言ってませんけどこんな風にしか捉えられないんですよ…)「このバイト辞めろ」”ですよ、うん、お前何様?
仲良しグループを作った時にグループ内の一人と特に仲良くしていると「最近〇〇と仲いいよな…」って土手(動く)スチルで言ってきます。
お前はストーカーしてんのか?
マリィのことが大好きだとしてもごめんなさい、気持ち悪いです。
正直、今作は風真メモリアル感がかなり強いので、彼を受け入れられない方はだいぶキツイんじゃないかなと思います。
かく言う私がそうなんですが、過去作のように極力関わらないようにできる王子なら全く問題ないのですが、頻繁に一緒に帰ったりする(マリィが何故か寄っていく)ので嫌でも顔を合わせないといけません。
そして花椿双子も付き合っちゃいなよ~!な感じで盛り上げてくるので正直しんどいです。(王子を異様に推す女キャラはこれまでのGSシリーズには登場しませんでしたし、遊ぶコマンドを選択しても友好度が上がらない女キャラはいなかったように思うのでこの辺りは大分過去作と変わっています)
風間君のことが好きな方は本当にハマるキャラクターだと思いますので、好きな方を否定する気は全くないのですが、とにかくガンガン出てきますのでもう少し配慮してくれたらなぁと思わずにはいられません。
続いてイノリくん。
チベスナ顔にならずるをえないサーフィン指導スチルに二枠も使っていたり、後輩なのに君(きみ)呼びに壁ドン。
ごめんね、ない。
サーフィンやってる秀才設定って佐伯くんか、とさらに突っ込まずには入られない彼。
そしてそこまで氷室一族の名前が嫌なら別の学校に通ってくれ、の割に出てくるヒムロッチの使用する言葉と同じ「エクセレント」等の言葉遣い。
ADVイベントを見てる限りお正月の集まりで会うくらいの、そこまで近しい存在でもなさそうなのにその言葉のチョイスは何なんだ。
…のツッコミのオンパレードから見て取れるようにすみません、全く興味を持てないままエンディングを迎えました。
あと氷室先生伝説って、あの一部地域の、しかもあの学校限定の話なのにそこまで氷室一族だから〜って悩むことなんでしょうか?
代々代議士やってる家に生まれて~の総理大臣(別大臣でも可)の孫設定や、菊の家紋の家(ゲーム内ではまんま使えないでしょうからそこら辺はうまく設定を作ってもらって)とか、それくらいの立場なら悩む理由もわかるのですが、そこまでか?と。
とりあえず氷室先生は人気あるし、設定もそこに追随してやればお手軽でいいんじゃん?と安易に生み出されたキャラ感は否めません。
あとはよく下校時に誘ってきてたなって印象です。
次はさっさくんです。
ここまでくるともうGS4に何の期待も持てない心境なため、さっさくんルートも陸上部マネージャーにはならず(確か手芸部の幽霊部員でした)サクッとセーブデータから開始です。
一番の見所であろう部活動関連イベントは一切体験していないので感想は控えます。
さっさくんを演じられている佐藤さんのプレイ動画の、若干不安視していた乳搾りスチルは見ず(高校生の仲良し男女二人で乳搾り体験すんのかって疑問は置いておきます)、仲良しグループを結成してからほぼ一途ルートで攻略しました。
風真くんがあまり好みではないので、何事に置いても彼の、さっさくんに対するライバル視がキツかったです。
当のさっさくんはあまり気にしていない様子で風真くんの独り相撲って感じで少し哀れでもありましたが。
さて、デートに誘われて断った時、デートに遅刻した時、バイト中の応援イベ等、さっさくんは名前の通りすごく爽やかな好青年でした。
言葉の端々に女の子に興味があるんだろうなって感じる部分が散りばめられていましたが、私はそこまで気になる程ではありませんでした。年相応なのかな、と。
以上です。
はい。トリはやや隠しの大地くんです。
彼はどこにいるんだろう?と思ってGS4の公式サイトを見たら”スタリオン石油”でアルバイトをしているとありました。
そこにいたんですか。(エンディングの黒板に”ガソスタにいるよ!”って書かれてあるのを知ってさらにびっくりです)
さて、彼も2年目6月頃のセーブデータを使って進めてみたんですが、3年目の4月で彼がガソスタを辞めてしまってフラグが折れ、2年目の4月頃のセーブデータを使ってやってみたものの同じくいなくなってしまい、なぜ…?の疑問と、これまでに費やした時間を返してくれ…の悲しみを抱きながらも観念して最初っからプレイしました。(※3年目の4月に、彼よりも好感度の高いキャラがいるとダメっぽいです)
ようやくエンディングです。
出会ったときから好きだったって彼は言うんですけど、エンディングに向かうまで、とにかく彼は名門はば学、はば学言いまくるんですよ(彼の通うはね学を落とす、落とす/それを聞いたこっちが”もう耐えられないんだ!”って思わず言ってしまいそうなくらい)。
最初はマリィと仲良くなりたいから、話すきっかけとしてそんな風に言ってるのかな?とも思っていたんですが、エンディングに向かうまでかなりの回数言ってたんですよね。
私はGS2もすごく好きな作品なので、あまりに言われすぎて佐伯くんとか他にも優等生キャラ…氷上くんや小野田さんもいますけどバカにしてんのか、コイツ?ってだんだん腹が立ってきまして。
はね学からでも一流大学に行くキャラクターはいるじゃないですか。なのにコイツは何なんだ?と。逆にその”名門”はば学から二流、三流もあるわけで。
久しぶりにGS2をプレイしてみましたが、佐伯くんが”店から近いからはね学に行くって言ったら母さんに泣かれ、父さんに怒鳴られて大変だった”…と言っておりました。そんなにヤバい学校なんですか?
まぁ天童くんとかいたけども。
すいません少し話は逸れましたが、どちらの学校に通っていても努力さえすれば一流大学には行けるようになっているんですよね。
なのでこうも腐されるのがどうにも我慢できませんでした。
いや、このキャラが悪いわけではなく、このようなストーリー展開を決めた製作スタッフの方の配慮の無さが問題だと思うのですが、過去作が好きでこのGS4の購入を決めた方もいると思うので、こういう台詞は、特にキャラクターに言わせちゃいけないでしょと思いました。
で。終始この調子なので、”マリィに興味を持った”というより”名門はば学女子だからゲットしてやる!”みたいな、学歴に惚れた感がひしひしと伝わってきてイマイチ好きになれませんでした。
また、ある意味釘付けになった人が多いと思う、カリスマ店員vsアイドル店員?(ガソスタバイト中の「オーライ!オーライ!はーいストップ!」って車を誘導するシーン)のスチルのヤバさ。
あれをトレーディングイラストカードセットの一枚に組み込んじゃうコ●ミさんのセンス、流石だなって思った(褒めてないですよ)んですが、プレイヤー目線でゲームをプランニング、商品化できる感覚の制作陣、またこれまで出来ていたことを当たり前に存在させられる能力を持たれた優秀な制作スタッフの方々、沢山辞められてしまったんですかね。
親友告白EDもすごく好きなEDだったんですが今作では削られてしまって…
その、EDのクオリティも正直下がっている印象で何と言っていいのやら…
さて、大地くんの肝心のストーリーですが、何をやれば良いのかわからないフラフラ人間設定、そしてマリィと出会い、頑張るから一流大学へ一緒に行こう。
あれ、どっかで見たような…。
でもセーブするとswitchには大地くんとマリィが映ってる。
うん。同作、兄弟で似たようなストーリーにしないでください。
性格はやや対照的な感じにはなっていますが、せめて進路は変えてください。
ってかストーリーのネタ他にないの?せっかくの隠しなのにこんなもんかよ、ですよ…
あと、ガソスタで働いている女性の方も沢山いるのに、その辺りの言い方も価値観が古いっていうんですかね。
言葉選びを間違っている印象でした。
高校生の視点だとこんな感じなのかなぁ。
うーん…
いろいろと思うことばかりではあったものの、最後の大地くんルートもクリアし、目標だったコンプリートCGが見られる全キャラクターEDを埋めました。
やったー!
あ。こんなもんなんだ?っていうのが初見感想です。
私はDS、PSP版のGSシリーズ作品を全てプレイしているのですが、これまでは登場するキャラクターが好きすぎて女の子EDは迎えたことがなく(気づいたら男キャラルートに入ってる)、コンプリートCGを見るのは今回が初で。
そのため過去作と比較ができないのですが、もし今作と過去作のCGを見たことがある方がいらっしゃいましたら是非お話をお聞かせください🙏
このGS4の感想もこの日記で最後になります。
読んで下さった方がもしいらっしゃいましたら、本当にありがとうございました。
作品を褒めるのではなく、ほぼ愚痴で埋めてしまって、こんなはずでは…と文字を打っていると悲しくなるばかりですが、楽しまれている方は今作の発売、本当におめでとうございます。
粗ばかり目についてしまうのかダメですね、素直に楽しめなくなってしまいました。
でも10年ぶりにGSシリーズを出してくださってコナミさんには本当に感謝の言葉しかないのですが、本音を言うと(これまでも本音でうっすい感想書きましたけど)もう少し、あともう少しだけ頑張って欲しかったかな…と欲深い人間なのでそんな風に思ってしまいます。
でも新作がプレイできて満足です。
ありがとうございました…!
過去作も過去作のクオリティのまま是非移植の程…笑
switch移植版はまだ買えてないのでいずれは買います!