イラスト教室にちょっと通っていた話。

以前の日記で、デッサン教室に通っていたことを書きましたが、その教室を辞めて数か月後、今度はイラスト教室に通い始めました。
とにかくイラストがうまくなりたくて、練習方法のアドバイスをもらいたかったのと、背景を描くのがとにかく苦手だったので、その点についても相談したかったからです

講師の方は、松山市にあるイラスト専門学校で実際に生徒を受け持っている方でした。
「ここなら…!」と思って、早速体験入学を申し込みました。授業は平日の夜2時間で、2週間に1回のペースでした。

体験入学当日、先生に挨拶をして席に着くと、生徒は私を含めて8人ほど。
勝手がわからずキョロキョロしていたら、講師の方がマンガ原稿用紙を渡してくれて、「これに自由に絵を描いてね」とのこと。

ちょうどその頃、仲良くしていた方が作るイメージアクセサリーと、私のイラストを交換する企画に参加していて、その方からリクエストをいただいていたコードギアスのキャラクターを練習している最中でした。
家だとダラダラ練習しがちだったので「ちょうどいいや」とスマホで画像検索をして、ルルーシュとC.C.を描き始めました。

生徒は皆バラバラに座っていて、他の人が何をしているのかはよく分かりませんでしたが、漫画を描いている人や、私のようにキャラクターの模写をしている人もいたようです。

あるタイミングで講師の方が生徒の席を回り始め、各々の作品にアドバイスをされていました。
たまに教室前方のホワイトボードにも描いて説明されていて、雰囲気はゆるめ。
この日、私がもらったアドバイスは「CLAMP先生の絵は、目や口をとにかくオーバーに描いてみよう」それだけでした。

練習中の絵だったので、構図も平凡でポーズも普通だったから仕方ないのかもしれませんが、「それだけ?」とちょっと拍子抜け。
(下はその時に描いた練習イラストです。記念に残しています)

授業中に講師の方が回ってこられたのは2回だけ。
その後も8回ほど通いましたが、このスタイルはずっと変わりませんでした。
生徒のところを回ってアドバイスする以外は、教室前方に座っていた専門学校の卒業生(たぶん教え子の方)とずっとお話されていて、正直「家で黙々と練習するのとあまり変わらないかもなぁ」と思いました。

それでも、背景に関する練習方法や、他にも有益な情報をできるだけ得ようと思って、2か月間通いました。
そして得られたのは「背景は描けなくても大丈夫だよ〜」という一言。

……うん、辞めよう。

ということで、私は2か月でこの教室を辞めました。

パルミーさんの動画で見たのですが、イラストの専門学校に通う場合は、何校も体験入学に行って、自分に合った学校を探した方がいいそうです。
先生の質にもピンキリがあり、カリキュラムの充実度も学校によって全く違うからだそうです。

地方の学校だからこういう講師の方しかいらっしゃらないのか、カルチャースクールだからこの返答だったのか、はたまた私の質問の仕方が悪かったのかは分かりません。
でも、費用を払っている生徒という立場では専門学校の生徒さんと変わらないと思うので、できればもう少し相談に乗っていただきたかったなぁと、今でも残念に思っています。

背景がとにかく苦手なので、イラストに関する背景の学べるオンライン授業や講座、教本を今もずっと探している状況です。
キャラクターほど興味を持てないのが原因なんですかね。
まずは苦手意識の克服から…でしょうか笑。