ゆるパクされたかもしれない話、その後とこれから

経緯と違和感の始まり

私は「オベイミー」という作品の二次創作を中心に、ツイッターで活動していました。
しかし、同ジャンルで活動されている方(以下、Aさん)から、構図・絵柄・塗り・ポーズなどが酷似したイラストが複数投稿されるようになり、違和感を覚えました。
最初は「気のせいかも」と思い、気にしないようにしていました。
ですが、私の作品を投稿した直後に似た内容のイラストが上がることが続き、徐々に不安が募っていきました。
ツイッターを離れ、サイトに活動の場を移した後も、Aさんは私のサイトに掲載したオベイミー以外の作品にまで似た絵を投稿するようになりました。
確認できただけでも10枚以上。中には左右反転・上下反転・一部改変されたものもあり、使用している素材やアイテムまで一致しているケースもありました。

指摘できない苦しさと限界

完全なトレースではないため、指摘することは難しく、Aさんには一定数のフォロワーもいるため、私一人では太刀打ちできませんでした。
仮に黒だったとしても、謝罪→アカウント削除→復活→再模倣…というループを繰り返す方もいると聞き、精神的に限界を感じて創作活動から離れる決断をしました。

第三者の確認と確信

この件については、長らく誰にも相談せずにいました。
ですが、今後の活動を考える上で、信頼できる友人に相談し、私の作品とAさんの作品を比較してもらいました。
さらに、その友人の知人にも確認してもらったところ、

「これは限りなく黒に近い」

との見解をいただき、私の思い過ごしではなかったことに心底ホッとしました。

サイト閉鎖を決めた理由とその後の変化

私がブログに書いた内容を、Aさんがツイッターで真似て呟くという行為も何度か目撃しています。
サイト閉鎖の案内を出した1ヶ月後には、私が描いたファッションアイテムを推しキャラに付けたイラストを投稿。
公式絵に存在しないアイテムだったため、偶然とは思えず、確実にサイトを見ていると判断しました。
SNSよりも閲覧者が限られるサイトから模倣するという行為は、より悪質に感じます。
私のツイッターアカウントは削除済みで、Aさんが模倣を始めたのはその後。
まさかサイトまで見に来ているとは思わず、本当にショックでした。

今後の方針と決意

謝罪を求めているわけではありません。
ただ、私のイラストを今後一切見ないでほしい。
好きで描いているだけなのに、なぜこんな目に遭わなければならないのか、本当にわかりません。
Aさんとは直接の接点はありません。
※「Aさん」は仮名であり、特定の名前を指すものではありません。

当初はサイトを完全に閉じる予定でしたが、証拠がないのをいいことに「これは私の発案」として再び模倣される可能性を考え、移転して残すことにしました。
創作物を発表する場は、やはり自分にとって必要なものだったからです。
吹っ切れたのは、友人やメッセージで助言をくださった方々のおかげです。
怖さは残りますが、今後は気にせず、ゆるく活動を続けていこうと思います。

最後に

盗作・模倣・三次創作禁止などの注意書きは、本来書かなくても伝わるべきこと。
ですが、良心に頼った結果、今回のような被害に遭ったので、今後は明記していくつもりです。

構図が被ることはよくあることですし、私自身も知らずに似た絵を描いてしまうことはあると思います。
ですが、Aさんのように10枚以上似通った作品が存在する場合、それは偶然では済まされないと感じています。

「面倒くさい管理人」と思われるのは本意ではありませんし、「こんな絵、真似る人なんていないでしょ」と思っていた自分が、実際に被害に遭ったことで、世の中の予測不能さを痛感しました。

サイトを運営されている皆さんも、どうかお気をつけください。

あーーー本当に疲れた😂
というわけで、登録していた旧サーチ様は抜け、新しいサーチ様へ登録しました。